こんにちは。株好きFPのかたやま りえです。さまざまな物が値上がりしていますね。原因はいろいろありますが、コロナによる物流の滞り、経済回復による原油需要の増加、ロシアとウクライナ戦争による食料や、燃料調達が困難になっていることなどが原因です。特に食品の値上がりは毎日必要なモノなので影響が大きいのではないでしょうか?ところが、我が家の食費を見てみると意外に増えていません。特に4月、5月は、家族5人で70,000円台と我が家にしては抑えられています。それは、「冷凍貯金」のおかげです。冷凍貯金とは何か?メリットデメリットと実際の家計簿も公開しながら解説します。
冷凍貯金とは?
2022年6月14日にモーサテ(テレビ東京放送のニュースモーニングサテライト)で「冷凍貯金」というのが紹介されていました。冷凍貯金とは、お肉やお魚などをまとめて買ってきて、味付けをして冷凍保存しておくことで、食材のストックもできて節約にもなると言うものです。私は、その言葉は知りませんでしたが、2022年3月頃から冷凍貯金を始めていていました。味付けまではしていませんが、食材が安いときにまとめて買って使う分に切り分けてフリーザーパックに入れて冷凍保存をすることをスタートしていたのです。
やってみて感じたメリットデメリット、食費の削減効果を実際の家計簿と合わせてお伝えします。
冷凍貯金のメリット・デメリットは?
冷凍貯金をするメリットは2つあります。
食費の節約
メリットは、何と言っても食費の削減です。安いときにまとめて買うこと、さらに買い物に行かない日を設けることで、食費の節約につながります。ただし、まとめ買いをして結局使わなかった、食べなかったということがないようには気をつけたいですね。
時間の節約
まとめて買うようにして、買い物をしない日も設けています。そうするとお金だけでなく買い物に行く時間の節約にもなります。
デメリットもあります。
冷凍庫がパンパンになってしまう
冷凍庫のスペースは限られていますので、まとめて買ったモノを冷凍するとあっという間に冷凍庫がいっぱいになってしまいます。
切り分けが面倒
食材を切って、1食分ごとにフリーザーパックに入れることは面倒です。まとまった時間が必要なので、時間がないとパックごと冷凍してしまうこともあります…。でも、傷んで食べられなくなってしまうよりは、冷凍してしまった方がいいですね。
解凍すると水分が出て味が落ちてしまうこと
解凍すると水分が出てしまい、味が落ちます。上手にやっている方もいらっしゃると思いますが、難しいですね。
デメリットの方がたくさんある…と思ってしまった方もいらっしゃるかもしれませんが、家計簿を見てみると食費の削減効果は大きいですよ。
家族5人7ヶ月分の食費を公開!
2021年11月
12月
2022年1月
2月
3月
4月
5月
金額の下の割合ですが、固定費を入力していないため大きな数値が出ています。食費は支出全体の15%程度に収まればいいですが、こだわりがあるなど、他の支出を抑えて食費の予算を取っているようであれば、超えていても問題はありません。
なお、この金額に外食は入っていません。外食は、普段とは別の特別な日に利用する投資という位置づけにしているためです。
12月、1月は年末年始でいつもと違う食事になるので、高くなりがちですが、通常生活になり、冷凍貯金を始めた3月以降は7万円台となっています。
まとめ
冷凍貯金は、お肉やお魚をやすいときにまとめて購入、下処理をしてフリーザーパックに入れて冷凍保存することによって、調理時間とお金の節約ができることです。実際に始めたところ、下処理は大変なものの、食費の節約と買い物の時間を短縮につながっています。効果はありますので、ぜひやってみてくださいね。