株式投資

トレーリングストップのデメリットとメリットを株好きFPが解説

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こんにちは、株好きFPのかたやま りえです。

久しぶりに利益確定しました!うれしいのですが、本決算の発表があり、それによって株価が大きく下落したことで決済されたと言う感じです。本決算に書かれていた今期業績予想は、増収増益だったのですが、市場の予想には届かない数字でした。それが原因で、株価が下がったと思われます。しかし、この銘柄はPERもかなり割安な状態で、IR資料に書かれている2025年のまでの成長計画も達成可能そうな数値に思われました。それなのに、市場の期待より少し低いだけで株価が下落してしまうのは株式投資あるあるです。何とも言えない気持ちになりますが、株価の天井なんてわからないので喜んだ方がいいですよね。

なお、最初にお伝えした株価が動いたことで決済されたと言うのは、トレーリングストップを利用したからです。私は、買値から15%の利益が出たら、売却の価格を「買値まで下がったら自動的に売却する」という設定をしています。買値から20%の利益になったら、買値から5%まで下がったところで売却設定と、株価が上昇するにつれて、自動売却する株価の設定を切り上げていくことをトレーリングストップといいます。今回のように大きく株価が下がったとき、まだ保有していたいのに決済されてしまうと言うデメリットもありますが、もしかしたら、これを機に下落トレンドに転じてしまい、利益確定すらできない可能性は回避できるというメリットもあります。リスク管理にはとても役立ちますので、有効な手段です。

トレーリングストップについては私の本、『失敗は財産!株式投資がうまくいかないときにやってはいけないこと&やるべきこと全15選』にも詳しく解説していますので、ご興味ある方は読んでみてくださいね。