この記事は、 2024年4月19日に無料メールマガジンで配信したものです。
こんにちは。
株好きFPのかたやま りえです。
今日の日経平均株価は、
前日比の下げ幅で一時1300円を超えるほど
大きく下落しました。イラン領域内での
複数の爆発があったことが原因のようです。
私が現在執筆している14時12分現在は
927円安となっています。
このように株価が大きく下落すると、
どうしたらいいのかわからなくなってしまう方も
多いと思います。
このような時、どのように対処したら
良いのでしょうか?
今日は暴落時に心得ておきたい
3つのポイントについてお話しします。
3つのポイントとは、
1.売買ルールの徹底
2.今の相場状況を知る
3.上昇し始めてから買う
です。
まず1つ目は、事前に決めている
売買ルールを徹底することです。
例えば、買値から7~8% 程度まで
株価が下がったら損切りをするといったルールです。
私は売りの逆指値注文を入れています。
ここまで下がったらいくらでもよいから
売りが自動的に発動される
「売りの逆指値の成行」で
注文を必ず入れています。
また、含み益が出ている場合は、
自分でどこまで
下がったら売却するかを決めておきます。
例えば現在30% の含み益があった場合、
そこから10% 下がって、20% の含み益に
なったら売却といったようなことです。
またはチャートの形が
上昇トレンドから下落トレンドに
転換したら売却するというルールも採用しています。
これらは、下がってから決めるのでなく、
株を買う時に決めておくことで
冷静に判断することができます。
2つ目は今の相場の状況を知るということです。
今株価が下落している要因は様々ありますが、
1番大きいのは中東問題です。
イランが初のイスラエルを直接攻撃したことです。
原油輸送の要所である
ホルムズ海峡をイランが封鎖する
可能性があるとも言われていて、
原油が手に入らなくなる懸念もあります。
これらの状況が解決する、
または市場がこのことに
過剰反応しなくなれば、
株価下落は落ち着きます。
3つ目は上昇し始めてから買うことです。
大きく下落している時は、
さらに売りが売りを呼ぶ時があります。
そのような時に買ってしまうと、
損失が拡大してしまう可能性があります。
とはいえ、コロナショックほどの大きな
下落が連日続くとは考えにくいので、
現在まだチャートの形が崩れていない、
上昇トレンドで、業績の良い銘柄で
PERが割安な銘柄があれば
買ってみても良いと思います。
ただ、いきなり大きな金額で買うのではなく、
少額、ご自身の許容範囲の金額で
買うことをお勧めします。
株価が急落するとどうして
良いかわからないという方のための
対処法をお伝えしました。
やはり暴落が起きると
嫌な気持ちになりますが、
自分ルールを作ることが、
冷静に取引できるコツですので、
今回の暴落で感じたことや
取引がしたことがあれば
振り返りをしてみてください。
また、このような下落局面では
あらたな買いチャンスもやってきますので、
ぜひ探してみてくださいね。
では、ステキな週末をお過ごしくださいね。