この記事は、2024年10月4日に無料メールマガジンで配信したものです。
こんにちは。
株好きFPのかたやま りえです。
石破新政権が誕生しました。
石破総理は、利上げ容認派
とみられていたため、
9月30日は
日経平均株価が4.8%マイナスになる
「石破ショック」が起きました。
しかし、
「そのようなこと(利上げ要因)を
考えているわけでは全くない」
と石破総理が発言したことで、
10月3日の株価は一時1000円を
超えることもありました。
どんな総理も日本経済を
よくするために活動するわけですから、
それをわきまえた発言になるのは
自然なのでしょうか 笑
今日10月4日は投資の日ですね。
偶然ですが、今日、株式投資に興味のある方
数名とお話する機会がありました。
「個別株はインデックス運用より儲かるのか?」
という直球のご質問をいただきました。
(インデックスとは指数に
連動した動きのことです。
指数以上の運用成績を
狙うものがアクティブ運用で
個別株がそれに当たります)
答えはインデックス運用です。
私自身は、市場の平均以上の利益を
出すことはありますが
インデックス運用より
個別株の運用金額が少ないため、
インデックス運用の方が
着実に資産の増加額は大きいです。
トータルでは個別株でも
資産は増えていますが、
増加額はインデックス運用の方が
大きいと思います。
がっかりさせてしまい
申し訳ありませんが、
基本的にアクティブ運用や
個別株がインデックス運用
を上回るというのは、
相当なセンスを持った方に
限られるでしょう。
という有名な本にもありますが、
株価の動きは予測が難しく、
過去の動きから将来の動きを
予測することはできません。
また、本書にはサルが新聞の株式相場欄に
ダーツを投げて選んだ銘柄の
ポートフォリオが、
プロのファンドマネージャーの
運用結果と大差ないという
衝撃的な主張がされています。
私もこの話には納得しています。
ですから、これから株価が
上がりそうな企業の銘柄分析はしますが、
最終的には運による要素もある
と思って取引しています。
では、なぜそれでも個別株をやるのか?
何より個別株が楽しい
ということもありますが、
大きなチャンスをつかむためです。
長く相場にいることで
マーケットの変化も読み取れます。
そして、それにより
良い銘柄に出会う確率も
高まるからです。
続けていることで大きな
チャンスに出会えると思いますし、
そこで波に乗り、
リスクを取ることができれば
インデックス運用の成績を
上回ることもあります。
時間はかかりますが、
楽しみながらコツコツやっていくのが
一番よいかと思っています。
そのためにはまずは、
NISAでインデックス運用を
しっかりやったうえで
個別株に臨んでほしいと思います。
インデックス運用が保険となり、
安心して個別株にチャレンジできます。
ぜひ読んでみてくださいね。
それでは、ステキな週末をお過ごしくださいね。