この記事は、2025年4月4日に無料メールマガジンで配信されたものです。
こんにちは。株好きFPのかたやま りえです。
今週の日本株は大きく下落しましたね。少し前は含み益も結構あった銘柄もほとんど吹き飛んでしまいました。今日1銘柄指値で売却注文を出して利益を確保しておこうと思いました。しかし、指値注文が約定せずそのまま含み損になってしまいました。成行注文にしておけばよかったです。
指値は、決めた株価で、成行はいくらでもいいから売る(買う)注文です。
さて、今回の暴落の背景は、トランプ大統領の関税政策が主な要因です。4月5日からアメリカに輸入されるすべての商品に一律10%の関税が課されます。さらに、アメリカと貿易が大きい国は以下の国に4月9日から相互関税が適用されるそうです。
中国:34%
日本:24%
EU:20%
結構インパクトある数値ですよね。
その他、消費者信頼感指数やISM製造業景気指数などの経済の先行きを判断する指標が相次ぎ悪い内容でした。そのような中でも、関税によるインフレの懸念はあり、不景気の中の物価高というスタグフレーションの懸念も出てきました。暴落時には
①何が起きているか?
②マイルール(特に損切り)の徹底
③新しいチャンスを探す
この3点について冷静に考えてみてくださいね。
①何が起きているかはこれまでお伝えしたとおりです。
②は適正な株価で損切りすることです。予め決めておくことが重要です。今回の暴落は特に業種によっては業績不振になる懸念もありますので注意が必要です。
③これまで買いたいと思っていても手が出なかった銘柄が割安になっている可能性が出てきます。業績に影響がなさそうで、株価トレンドが過度に崩れていない場合は、投資チャンスになるかもしれません。今回は特にディフェンシブ銘柄(食品、医薬品といった景気に左右されない業種)は下落が少ないですね。
それでもわからないときは無理しないで動向を見守るだけにしておきましょう。
ステキな週末をお過ごしくださいね。
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