この記事は、2024年7月26日に無料メールマガジンで配信されたものです。
こんにちは。
株好きFPのかたやま りえです。
今日で日経平均株価が8日連続の
下落となりました。
昨日は3.28% のマイナスで、
2021年6月21日(3.29% マイナス)
以来の下落率でした。
少し前まで上昇相場で、
日経平均は市場最高値を更新し
おそらくみなさんの
含み益も増えていたかと思います。
この含み益を見ているので、
「また戻るかも」
と考えてしまいますよね。
でも、このような時は感情を入れず、
売却または損切りをしていきましょう。
私自身も今回の下落で、
13週移動平均線を割り込んでしまった
銘柄は売却されました。
一定の株価まで下がったら、
売りの注文が発動する逆指値注文を
使っているから自動的に売却されるのです。
業績も好調だし、
比較的割安な銘柄でしたので、
また反転するかもしれない
(反転してほしい)
という気持ちはもちろんあります。
でも、その気持ちを優先して売却せずに
失敗してきたことは何度もあります。
やはり、その先のことはどうなるかは
分かりませんので、
一度売却して上がりだしたら
再びい直すということを徹底しましょう。
株価は、直近高値から10%下落すると
「調整局面」と言われ、
直近高値から20% 下落した場合は
「弱気相場」と言われます。
2024年7月11日につけた日経平均株価
4万2426.77円が直近の高値で、
そこから約12.6%下落していますので、
現在調整局面入りとなっています。
弱気相場入りの20% マイナスになると
3万3941.42円です。
ただの調整局面なのか、
それとも弱気相場入りになるのかは
まだ分かりませんが、いずれにしても
いつもやることは同じです。
買う時に決めた損切り株価に
達したなら損切りする、
含み益の場合も自分が決めた水準まで
下がったら売却する
というルールを徹底しましょう。
NISAなどのドルコスト平均法による
インデックス運用であれば
買いのチャンスになりますが、
順張りの個別株投資であれば、
無理な買いは控え、
・業績がよい
・株価が割安であること、
・チャートの形が上昇トレンド
この3つの条件がそろっている銘柄を
選ぶようにして無理のない取引しましょう。
それでは、ステキな週末をお過ごしくださいね。