この記事は、2025年1月31日に無料メールマガジンで配信したものです。
こんにちは。株好きFPのかたやま りえです。
今日も個別相談でいただいた質問のシェアをします。
私は、銘柄探しの「3つの基本」について、よくお話ししています。
①業績が良い
②PERが割安
③株価チャートの形が良い
この3つの条件すべてを満たしているものを投資対象の候補にするというものです。
この中で③は、
株価チャートが右肩上がり(ロウソク足が3本の移動平均線の上にあり移動平均線の向きが上向きの状態のもの)の銘柄を探すとお話していますが、
「右肩上がりの期間は短くても長くてもいいのですか?」
とご質問いただきましたのでお話します。
答えは、
「割安であれば短くても長くてもOK」
です。株価上昇期間は、チャートの種類によって上昇期間の長さが違って見えます。四季報に載っている株価チャートは月足チャートなので、ロウソク足の1本は1か月分の株価の動きになります。そのため週足、日足チャートに比べてロウソク足の1つの時間軸は長くなります。そのため、月足チャートは株価が上がり始めたときは上昇している期間が短く見え、日足チャートが1番上昇している期間が長く見えます。一方で、日足チャートは1日の値動きになりますので、その日によってはロウソク足が移動平均線の下になっていたり、移動平均線の向きが横向きや短期的には下向きになっているケースもあります。そのため日足チャートで取引すると取引回数が増えがちになることと株価は業績がよくても短期的には下がりますので、目の前の株価の値動きに翻弄されがちになるという注意点があります。
話を戻すと、株価の上昇期間が長くても割安であればまだ上昇余地がありますので、投資対象にしてもOKです。しかし、まだ業績がよく割安でもトレンドが下落トレンドに転換してしまうケースもありますのでその場合は早めの損切りが有効です。
一方、上昇期間が短い上昇し始めのケースは早く買うことができれば大きく利益をとれるチャンスにもなりますので、まだ上昇トレンドではないけど、この先株価が上昇するかもという銘柄をストックしておくことは非常に有効です。
まとめると、チャートが右肩上がりの期間は割安であれば短くても長くてもOK
月足チャートより日足チャートのほうが上昇期間が長く見えるが、日足チャートは細かな変動が見られます。
株価がこれから上昇しそうな銘柄をストックしておくことも有効です。
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