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株価の急な値動きに慌てない!冷静な視点と対処法

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この記事は、2024年7月12日に無料メールマガジンで配信されたものです。

こんにちは。

株好きFPのかたやま りえです。

きのう、2024年7月11日の日経平均株価は、

42,000円台となりました。

その一方で、今日7月12日は

一時1,000円安となりましたが、 

驚いていませんか?

今日はこの株価の動きについて、

どう考えるとよいかお伝えします。

前日夜発表された米国の消費者物価指数が

市場予想を下回ったことで

米国金利は低下、円が急騰しました。

これが原因で、このところ上昇が続いていた

半導体株などが下落したということです。

メディアでは米国の株安が原因

と書かれている記事を見かけましたが、

前日のNYダウは0.08% プラス、

S&P500は0.88%マイナス、

Nasdaqは1.96% マイナスでした。

おそらくNasdaqに注目して

述べているのだと思いますが、

日本のグロース市場は、

今執筆している14時前で3.08%のプラスです。

グロース市場はNasdaq市場と

連動すると言われていますが、

今日は反対の動きになっています。

昨日の消費者物価指数の結果を受けて、

米国金利は低下しましたが、

通常金利が低下すると、借り入れが多くなる

新興市場であるNasdaq株が上昇します。

(借入がしやすくなるため)

日本のグロース株は上昇していますが、

アメリカのNasdaq市場では

そうではなかったのです。

何が言いたいのかと言うと、

1日の株価の動きというのは

結果論でしかないということです。

前日のアメリカ株や経済指標、

為替、金利などの影響を受けて、

日本株が動くことが多いのは事実ですが、

そうでもないこともあるということです。

メディアの記事は必ずその日の

株価が上がった理由や

下がった理由を述べますが、

これは後付での解釈です。

やはり前日発表された

消費者物価指数のような

重要指標を見て、目先の株価の上げ下げより、

今景気がどのような方向に向かっているかを

確認することが大事になります。

また、保有株の急落の対処は、

株価がここまで下落したら

注文が発動する逆指値注文を

入れておきましょう。

日中相場を見られなくても

慌てずにすみます。

それでは、ステキな週末をお過ごしくださいね。