この記事は、2023年10月20日に無料メールマガジンで配信したものです。
%name%さん、こんにちは。
株好きFPのかたやま りえです。
日経平均は、
10月4日に安値30,487.67円、
10月24日に安値30,551.67円を
つけました。さらに、10月26日には
安値30,567.61円をつけました。
やっと反発したと思ったら
また下落でした。
%name%さんは、痛い目に遭っていませんか?
私は、25日に1銘柄買ったのですが、
次の日また下落してしまいました。
少額であり、まだトレンドが
崩れていないので
買値から10%下落したら
損切りする前提で
保有しています。
さて、3月決算銘柄の
第2四半期決算が始まっています。
保有株の決算をまたぐか
というのは投資家にとって悩ましい
問題です。
今日は、決算後に業績が順調でも
株価が下落するケース5点とその理由
について考えてみましょう。
決算後に株価が下落するケースとその理由
目次
①決算前に株価が上昇している場合
株価が上昇していると投資家が決算を確認して
利益確定のために売られる
ケースがあります。
一度売られますが、
まだ割安でトレンドが崩れていなければ
再び上昇する可能性もあります。
反対にトレンドが崩れると
そのまま下落トレンドになることもあります。
②前年比より成長していても、前期比では成長率が鈍化している場合
決算短信の業績欄には、
前年同期比の数値が載っています。
例えば前年の第2四半期で売上が1億円で
今期の第2四半期の売上が1.5億円の場合、
決算短信には売上の成長率は
50%プラスと表示されます。
しかし、今期の第1四半期の売上が
1億円で、第2四半期の累計売上
が1.5億円だとしたら、前期比では
成長は鈍化してることになります。
一見成長しているように見えますが
直近四半期よりは成長が鈍化していますので
このような場合は売られます。
③前年に上方修正があって、今期は発表がない場合
前年に上方修正があると、
また今年もあるのでは?
と投資家の期待が高まります。
業績が好調に成長していた場合でも
上方修正の発表がないと
投資家はがっかりしてしまい
売られてしまいます。
④見えないリスクや業績悪化を先取りしている場合
一見業績がよくても、
財務諸表が悪化している
場合や、長い成長が続いている銘柄は、
先に上昇トレンドが終わり、
その後に業績悪化の発表が出る
ケースもあります。
⑤相場環境が悪い場合
今のように全体的な
市場環境が悪いと、決算がよくても
売られてしまうケースが多いです。
その銘柄特有のポジティブな変化や
よほどのサプライズで強い上昇になる
銘柄を探せるといいでしょう。
決算前に株を保有するかは、
その銘柄に自信があれば
保有してもよいですし、
株数を減らして
保有する方法もあります。
1日で最大30%程度下落する可能性も
あることを想定して決めてましょう。
それでは、よい週末をお過ごしくださいね。