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くら寿司が株主優待復活!あると幸せ♡優待投資の注意点3つ

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この記事は、2025年2月21日に無料メールマガジンで配信したものです。

こんにちは。株好きFPのかたやま りえです。

2月19日にくら寿司(2695)が株主優待制度を再開するという発表があり、翌日20日は同社の株価はストップ高になりました。同社は、昨年12月11日に株主優待制度を廃止すると発表したばかりです。今日はこの背景と、優待投資についてのお話をしたいと思います。

今回くら寿司が優待を復活した理由は、株主からの要望が多かったというものでした。

株主優待は、日本特有の制度です。株主優待はその企業の製品やサービスの割引券や、クオカードやカタログギフトなどさまざまあります。

企業の製品やサービスの優待は、企業のことをより知ってもらうきっかけ、宣伝にもなるのでですが、クオカードなど、企業と関係のない優待は、廃止になることも多いです。また、業績が低迷していると、株主優待も企業にとっては経費なので、負担となり廃止になることもあります。そのため、企業業績には常に見ておく必要があります。

今回くら寿司は、自社の割引券でかつ業績もよいのに廃止になった珍しいケースでした。しかし、株主からの

強い要望、意見から再開することになったそうです。株主優待は、株主に対して公平性がないと言われることがあります。それは、配当は誰でも受け取れて公平であるのに対して、優待は、海外投資家など、投資家によっては利用できないからだとか、機関投資家には不要なものだからという理由です。

それでも、私たち個人投資家にとって株主優待はとてもうれしいものですね。

この平等でないという意見は、賛否両論あるようです。機関投資家は個人投資家が参加できない会社説明会や全ての銘柄で空売り(信用取引)ができる。だから、広い意味では公平ではないというものです。

この話に関しては、渡部清二さんの『株主総会を楽しみ、日本株ブームに乗る方法』に書いてありますのでよかったら読んでみてくださいね。

個人投資家のすそ野を広げるには株主優待は有効なものだと思いますし、私自身も、値上がり目的で保有する銘柄とは区別して楽しんでいます。優待に否定的な意見もあるものの、ここ数年株主優待を充実させる企業は増えています。

優待投資の注意点としては、以下の3つです。

1つは、業績が悪化すると廃止になる可能性があるので、業績をよく見ることと。

2つ目は、その企業の商品やサービスの優待である方が廃止になりにくいこと。

3つ目は、値上がり目的とは区別して投資することです。

この3点を留意して楽しんでくださいね。

ステキな週末をお過ごしくださいね。

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