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底値は狙わない!上昇し始めてからでも遅くない買いタイミング

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この記事は、2024年8月23日に無料メールマガジンで配信されたものです。

こんにちは。

株好きFPのかたやま りえです。

株式市場は落ち着いていますね。

今日8月23日にジャクソンホール会議

が開幕します。

ジャクソンホール会議とは、

世界の主要な中央銀行の首脳や経済学者らが

一斉に集まる経済シンポジウムのことです。

アメリカのワイオミング州

ジャクソンホールで開催される、

毎年恒例の会議のため、

現在市場の注目度はここに集まっています。

今日は売買タイミングについて

お話ししたいと思います。

先日、友人にある企業の株を

買い損ねたと言われました。

その銘柄はさくらインターネット(3778)

という銘柄です。

話題になったので

聞いたことがあるかもしれません。

データセンターの運営の業界大手で

2023年6月に、経済産業省の

「クラウドサービスの安全性・信頼性向上のための技術開発事業」

に採択されたことを機に注目され、

700円程度だった株価は

2024年3月7日に高値10,980円まで上昇し、

1年もしないで約15倍にもなりました。

私はまったく手を出せませんでしたが。

さくらインターネット日足チャート

3月の高値からは下落に転じ、

調整が続いていましたが、

8月中旬あたりから上昇に転じかかっています。

日足チャートを見ると、

8月6日と7日に2300円の底値をつけてからは

上昇に転じて、21日にはストップ高をつけました。

その時に買い損ねたということです。

このようにトレンドが転換しかかってきた時、

いつ買えば良いのでしょうか?

私であれば、ストップ高になった翌日の

8月21日に買いを入れると思います。

その理由は、ストップ高になったことで、

ちょうど25日移動平均線の上に

株価が出てきたからです。

また、出来高も伴って上昇していますので

とても良い兆候です。

(出来高が伴って下落した時は下落転換のサインです)

売りに関しては、

買ってから再び25日移動平均線の下に

株価が下がってしまったら損切りします。

そのまま上昇したら保有を継続します。

そして、次は75日移動平均線があり、

そこで跳ね返される可能性が考えられます。

75日移動平均線も抜けたら

買い増しするという作戦をとります。

75日線を抜けたら上昇トレンドになる可能性が

高く、一度に買うよりリスクも抑えられます。

つまり、底値で買うということは不可能ですので、

上がり出してから買えばOKです。

もちろんこのシナリオ通り上昇しなくて、

下がってしまったら損切りすることを

徹底してくださいね。

さくらインターネットは、

政府の補助金も出ていますし、

NVIDIAの最新のGPUを大規模に

導入しているそうです。

今後も楽しみな会社ですが、

現在の PER は131.5倍と非常に高水準です。

業績が期待通りにならなかった時の

株価急落には注意が必要です。

また、さくらインターネットの買いを

推奨するものではありませんので、

ご理解いただけると幸いです。

いつもお伝えしていますが、銘柄選びの基本は、

①業績がよい

②PERが割安

③チャートの形がよい

で、ご自身で選び、調べることが

何より大事になります。

それでは、ステキな週末をお過ごしくださいね。