この記事は、2024年1月26日に無料メールマガジンで配信したものです。
みなさん、こんにちは。
株好きFPのかたやま りえです。
最近はグロース株も上昇傾向になってきました。
みなさんのパフォーマンスは
いかがでしょうか?
順張りの海外投資家が
3週連続買い越し、
逆張りの個人投資家は
6週連続の売り越し
だそうです。
先週もお伝えしましたが、
日本株の取引の約6割を占めるので、
やはり海外投資家の影響が大きいですね。
先日、投資に興味がある友人たちと
ランチ会をしてきました。
繊維業界に勤める友人から、
ユニクロの服を生産している
マツオカコーポレーション(3611)
についての話を聞きました。
ファーストリテイリング(9983ユニクロ)の
株価は右肩上がりですが、
マツオカコーポレーションの
業績や株価は伸び悩んでいます。
その理由は、他社のブランドの
取り扱いを拡大する意向があれば、
今後成長するし、経営陣にその意向がないと
成長は難しいということでした。
同社のユニクロの売上比率は
思ったよりも少なく、
現在ユニクロは全体の売上の2割、
東レグループが4割です。
ですから、ユニクロが好調でも
その影響は少ないということです。
また、この業界は平均年齢が高く、
革新的な取り組みが少ないため、
若い人材の転職が多いようです。
業界特有の服の廃棄問題などに
積極的に取り組む企業や、
TSIホールディングス(3608)
のようにアパレルだけでなく
コスメなども取り扱って積極的に
事業再編、拡大を行って
いくような企業は
強いと話してくれました。
業界に精通した人々から
生の情報を聞くことは、
IR資料を読むのとは違った
投資の貴重なヒントになりますし、
新たな視点を得ることができます。
投資のヒントを得るには
楽しくて、有益な方法です。
よかったら、みなさんのお勤めの
業界の話、聞かせてくださいね。
それでは、よい週末をお過ごしくださいね。