株式投資

IPO投資のやり方とは?ザックリ手順と注意点を株好きFPが解説

こんにちは、株好きFP のかたやま りえです。

IPO投資とは、

新規上場の株を抽選で申し込みをして、当選したら買う権利が得られるので申し込む

上場初日についた初日に売却

という手順が基本的な流れです。

私自身、IPOはなかなか当選しないと言われていることや、上場後IPO熱が冷めた頃に業績のよい銘柄を投資する戦略を取っていたため、申し込んだことがありませんでした。しかし、お客様からIPO投資に興味があるけどわからない、やってみたいということで今年は実践してみることにしました。

私自身、まだ実践できていませんが、IPOの本を読み、その本を通じて理解できたことを基本のキとしてザックリ解説、事前に準備しておくことと注意点を解説します。

IPO投資とは?

IPO上場が決まると、

まず仮条件の決定が行われます。仮条件とは、 主幹事証券会社がその会社の財務内容や業績などをもとにして決める株価の参考価格です。 通常、「1200 ~ 1400円」といった具合に、一定の幅で提示されます。

主幹事証券会社とは、株を引き受ける幹事会社のうち中心になる証券会社のことで、引き受ける株数も多く割り当てられます。野村証券やみずほ証券など、大手証券会社が主幹事証券会社になることが多いですが、ネット銀行では、SBI証券になることも多いです。

次に、仮条件をもとにブックビルディング(需要申告)が行われます。ブックビルディングとは、私は〇〇円でこの株を△△株買いますと申告することです。この申告の1番多かった株価が公開価格となります。

『改訂版 IPO投資の基本と儲け方ズバリ! 』より引用

公開価格は、ほとんどの場合、仮条件の上限の価格になるそうです。抽選の対象になる人は公開価格以上でブックビルディングした人だけだからです。

ですから、必ず仮条件の上限価格で申し込みましょう。

この例だと1,400円です。

申し込みの結果、当選すればそのIPO株を公開価格で購入することができます。公開価格は、その銘柄の妥当な株価より安く設定されているのが通常ですので、上場したときの初値は買った株価より高くなることが多く、利益が得られる可能性が高いのです。

IPO投資 事前に準備しておくこと2つ

IPO投資 やり方

事前に準備しておくことは2つです。

1.IPO銘柄をチェックする

「東京IPO」のようなIPOの情報が網羅されているようなサイトで、これから新規上場する会社をチェックしておきます。決算月が多い3月、12月などはIPOが多いのが特徴です。

上の画像は、2022年2月にIPO予定のライトワークス(4267)の情報です。申込期間の1月31日~2月3日に幹事証券会社で申込みをします。

2.複数の証券会社の口座開設をしておく

IPO目論見書上の画像は、ライトワークス社の目論見書の中に記載されていた主幹事証券会社と、幹事証券会社の一覧です。引き受ける証券会社に申し込みをします。

なので、複数の口座開設は済ませておきましょう。野村証券などは、引き受け株数が多い傾向にありますが、お得意様が優先になることが多く、抽選に当たることが少ないと言われています。

一方、ネット証券は公平に抽選が行われます。SBI証券は、IPOチャレンジポイントと言う、抽選に外れた場合にポイントが付与され、次回の抽選に有利になる制度があります。IPOを定期的にするなら、SBI証券は開設しておきたい証券会社でしょう。

IPO投資注意点

危険マーク

 

 

 

 

 

 

 

投資なので絶対に利益が得られるとは限らない

価格.com 初値上昇ランキングによると、2020年はIPO93社に対して69社(74%)が公募価格を初値を超えているという実績があります。(上場初日に初値で売れば利益が得られる)しかし、裏を返せば、24社は公募価格割れをしているということです。

まれに不人気なIPO株もあります。ソフトバンク(9434)は2018年の上場当日の初値は公開価格割れをしました。応募の時点で不人気だったのか、ネット上で広告宣伝も多く見かけました。広告をしているようなときは投資を控えた方がいいかもしれません。

比較的成長性のあるマザーズ銘柄、IPOの間隔が空いている、景気がよい時などは、騰落率(※)が高いと言われています。

(※)騰落率とは、一定期間内にどれだけ値上がり・値下がりしたか」を知るために、配当や分配金を考慮した価格の変化率を計算したもの。IPOで例えると公募価格が1,400円に対して初値が3,000円であれば騰落率は(3,000÷1,400-1×100≒)114.3%となります。

継続的に応募する必要がある

IPO投資は、利益が得やすく人気があるため、当選確率はとても低いです。資産形成のためなら申込みを習慣化して申し込む必要があります。

まとめ

まとめIPO投資は、新規上場する会社の株を公募価格(企業の妥当な株価よりディスカウントされた価格)で抽選に当たれば買うことができます。

必ず利益が得られるとは限りませんが、初値が公募価格より上回る確率が高く、比較的低リスク利益を得やすいと言われています。

ただ、当たる確率は低いため、IPOが発表される度に抽選に申し込む必要があります。IPO投資で資産を増やしたいのであれば、継続的に応募する必要があります。

まずは、野村証券のような大手証券会社と、ネット証券であればのSBI口座を開設し、申込みをしてみましょう。